ん⁉️なにこれ⁉️
床下がヤバイ‼️
たいへんご無沙汰の投稿で、申し訳ありません。
元気に活動中です。
さて、今回は古い建物に限らず注意をしておいた方がいいよ。
ということをお伝えしておこうと思います。
というのも、今回伺ったところで古い建物だけに限らず新しい建物でもありうることだし、流通の中で建物が売り買いされる社会ですので注意しておく方がいいと思いましたのでお伝えしておきます。
先日とある村の古民家へ、伺いました。
築100年を越える建物だそうです。
建物全体はやや傾いたりはしているもののまだしっかりしている印象。
ここを使って田舎暮らしの体験やコミュニティー活動をしたくて、
改修をしたいが何から手をつければいいのかわからないので、一度見に来ていただけませんか?
というご相談があったので行ってきました。
一見見た目は大丈夫ですし、数年前まではお住まいになられ利用されていたとのことですので、きれいになるように簡単に改装すれば良いようにも思われる印象です。
ま、古い建物であることもあり、床なんかはやりかえる想定でのお考えでした。
で、畳をめくってみると床板、ネダは腐っていてやりかえないといけないのは一目瞭然でした。
そして、床板をめくってみると。。。
ん⁉️なにこれ⁉️
何やら陥没している様子が見えるじゃないか‼️
掘ったわけではありません。
どうも自然に落ちて窪んだ様子でした。
ちょっと周辺状況やこれまでの様子をお伺いすると
建っているところは、山村で近くには山があり、少し行った下の方には川がある。とのこと。おまけに周辺には水路的なものがある。また近所はほとんどのお家が地下水も利用されており、天候によっては水位も変動し、大袈裟かもしれませんが2m前後変わるとのこと。
そんなことなどから考えると、どうやら建物下を水が流れていることが想像されます。
流れる水に土砂も一緒に洗われ流れていることが考えられます。
よくみると以前にも気づかれていて追い足して土を入れているような風にも見えるところがありました。
こういった水道(みずみち)となっている土地は要注意です。建物がカッコよくきれいに建っていてても地面が軟弱だったり水脈で土砂が流されて何年か後に地面が下がってくるという場合もあります。
意外とそういったところはプロでも見落としがちですので、十分気をつけて理解しておきましょう。
登記簿の古い時代の字名などはいいヒントにもつながります。沼や溝など水に関わるような字名のところは地面が軟弱なところが多いようです。気をつけて見てみてください。
少し話が異なりますが、建物計画で樋から流れる水の排水方法でも注意が必要です。
先の話のように土地の地形等によってできる水道(みずみち)が原因で土砂が流され地盤を緩めることもありますが、雨水の排水をいい加減に考えていると雨水が地面の土砂をゆっくり流し地盤を緩め沈下につながる場合があります。
そういった建物も見てきました。
ぜひ建物の状況だけをみるのではなく、周辺の地形の様子や地面の状況にも注意して見られるといいと思います。
元気に活動中です。
さて、今回は古い建物に限らず注意をしておいた方がいいよ。
ということをお伝えしておこうと思います。
というのも、今回伺ったところで古い建物だけに限らず新しい建物でもありうることだし、流通の中で建物が売り買いされる社会ですので注意しておく方がいいと思いましたのでお伝えしておきます。
先日とある村の古民家へ、伺いました。
築100年を越える建物だそうです。
建物全体はやや傾いたりはしているもののまだしっかりしている印象。
ここを使って田舎暮らしの体験やコミュニティー活動をしたくて、
改修をしたいが何から手をつければいいのかわからないので、一度見に来ていただけませんか?
というご相談があったので行ってきました。
一見見た目は大丈夫ですし、数年前まではお住まいになられ利用されていたとのことですので、きれいになるように簡単に改装すれば良いようにも思われる印象です。
ま、古い建物であることもあり、床なんかはやりかえる想定でのお考えでした。
で、畳をめくってみると床板、ネダは腐っていてやりかえないといけないのは一目瞭然でした。
そして、床板をめくってみると。。。
ん⁉️なにこれ⁉️
何やら陥没している様子が見えるじゃないか‼️
掘ったわけではありません。
どうも自然に落ちて窪んだ様子でした。
ちょっと周辺状況やこれまでの様子をお伺いすると
建っているところは、山村で近くには山があり、少し行った下の方には川がある。とのこと。おまけに周辺には水路的なものがある。また近所はほとんどのお家が地下水も利用されており、天候によっては水位も変動し、大袈裟かもしれませんが2m前後変わるとのこと。
そんなことなどから考えると、どうやら建物下を水が流れていることが想像されます。
流れる水に土砂も一緒に洗われ流れていることが考えられます。
よくみると以前にも気づかれていて追い足して土を入れているような風にも見えるところがありました。
こういった水道(みずみち)となっている土地は要注意です。建物がカッコよくきれいに建っていてても地面が軟弱だったり水脈で土砂が流されて何年か後に地面が下がってくるという場合もあります。
意外とそういったところはプロでも見落としがちですので、十分気をつけて理解しておきましょう。
登記簿の古い時代の字名などはいいヒントにもつながります。沼や溝など水に関わるような字名のところは地面が軟弱なところが多いようです。気をつけて見てみてください。
少し話が異なりますが、建物計画で樋から流れる水の排水方法でも注意が必要です。
先の話のように土地の地形等によってできる水道(みずみち)が原因で土砂が流され地盤を緩めることもありますが、雨水の排水をいい加減に考えていると雨水が地面の土砂をゆっくり流し地盤を緩め沈下につながる場合があります。
そういった建物も見てきました。
ぜひ建物の状況だけをみるのではなく、周辺の地形の様子や地面の状況にも注意して見られるといいと思います。